一休軒 広島本店
所在地:広島県広島市中区薬研堀2-4 つる家ビル1F map
電話番号:082-246-1419
営業時間:18:00-翌3:00(LO2:30)
店休日:日曜日(祝日により前後する場合あり)
駐車場:なし
最寄駅:広電本線 銀山町電停より徒歩4分400m
創 業:1956(昭和31)年、2011年9月15日移転
<忘備録>
・(2011.09.**)
佐賀の老舗店「一休軒本店」閉店の報は知っていたが、それがまさかの広島移転。
個人的には「歩いていこう」「金田家」が
広島にオープンした時に匹敵するくらいの驚きだが、正直それらにはなかった違和感がないでもない。
果たして、広島でどのように受け止められるであろうか?
場所は「いちはつ」跡地、「龍王」の向かい側。
開店初日、オープン直後の訪問も先客あり。
店内には本店店主と、ご子息らしい男性二名(広島市内にて居酒屋経営)。
取り敢えず注文して待つことしばし、配膳されたそれは佐賀時代と変わりないビジュアル。
前回訪問時は濃いラーメン中心の連食中であったため、この店の良さを感じることが出来なかったが、
こういうラーメンだという先入観と空腹を以ってすると随分と見方が変わってくる。
そのお味はやはりかなりライト、悪く言えばシャバめの豚骨スープながら、
しっかりと骨髄エキスが抽出され、長年培ってきた確かな技術の感じられる味わい。
シャバ豚骨の代名詞とも言われる"長浜ラーメン"とは一線を画するものと言って過言ではないでしょう。
それは海苔トッピングや中細に近い細麺とか替え玉なし等からも伺えるように、正に"久留米ラーメン"そのもの。
後からネット検索してわかったことは、こちらの創業者もかの四ケ所氏からラーメン作りの
手ほどきを受けたとか(その従業員から伝授という説も)。なんとなく納得。
どこかで、いずれは広島に合わせた味へとシフトするでしょうみたいな記事を見たような気がしますが、
地域別の温度差ってそんなヤワなものではない。そして長年培ってきたものともなれば尚更。
広島の地にてその味を頑なに守りつつ、これからも末永く頑張ってもらいたいものです。
一休軒本店
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| 一休軒鍋島店 一休軒さがラーメン ぶらっくぴっぐ※2 京都店(閉店) 長崎店(閉店)
|├―――┐ ※2 (旧一休軒本庄袋店)
|いちげん いちばん星
|※3 ※3
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駅前ラーメン ビッグワン 幸陽閣 葉隠 長崎街道ラーメン太公房
|※1 (旧幸陽軒)※4 (横浜市)※1 (小城市)
成竜軒(本店・大財店)
※1
※1 源流系:創業当初の一休軒本店に近い味
※2 現本店系:現在の本店の味に近い店
※3 鍋一系:一休軒鍋島店とその弟子のお店
※4 独自発展系
系譜的にはこんな感じらしい。
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