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 十八番 東北遠征第三弾 秋田編 其の弐拾九

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 この店こそ、今回の遠征メインといっても過言ではない一軒。 如何せんハードルが高過ぎるわけでして、この店に行くために 今年初頭からどの連休に照準を合わせれば良いか、練りに練って立てた計画が 今回の遠征だったりします(←アホやね、つかそんな前から計画してたんだ…)。



 取り敢えず、開店一時間前の10時頃に到着。駐車場は既に数台で埋まっており、車中で待機しているのか… しかし開店前の店内に入って行く客もいるので尋ねてみると、開店前からでも注文を伝えられるとのこと。 厨房にオーダーを伝えてから着席することは知っていましたが、そんな早い時間からとはつゆ知らず、 慌てて店内へ入ることに。オーダーを伝え、店員が記入する紙を見てみると、既に先客10数名分のオーダーが。 常連客の話によるとこの店、公式には11時開店となっているが、大体10時25分くらいから始まるらしい。 店内のテーブルには、先客数名が着座し、車中待機の人の分と思しきお冷のコップが置いてあるので、 奥の座敷で待機することに。



 待つこと暇なので置いてある漫画を読んでいると、確かに10時25分頃から麺を啜る音が聞こえてくる。 その間、次から次へと客が押し寄せてくること。平日の昼前だというのに。 しばらく経つこと10時38分頃、自分の名前が呼ばれる。予想外に早いし、先客の中に同じ苗字があったので、 そちらの人ではないかと思ったが、そうでもないらしい。厨房の方までラーメンを取りに行くことに。


醤油 \550

 まずは、「醤油」ラーメンと御対面。正に念願の一杯だけに興奮気味。 早速レンゲでスープを啜ってみると…

 なんだか普通?

 正直、拍子抜け感と興奮状態が入り混じるという、妙なテンションの中、 あっと言う間にスルスルと完食。



 麺は中細平打ち気味の縮れ麺で、ヤワめながら口の中で小躍りするようで喉越し抜群。 食べ終わったことを告げ、もう一杯オーダーした「塩」を待つことに。


塩味 \550

 待つことしばし、二杯目のお呼びがかかったので、取りに行くことに。 一杯目は、なんだか興奮気味であまり吟味できないまま完食してしまったので、 今度は落ち着いて召し上がろうではないかと。 「塩」の方だと良く分かるが、老舗店とは思えないくらいに丁寧に取られた淡麗な出汁感。 「醤油」の方は元ダレと化調の影響か、オールドスタイルな味わいでしたが。 ここに合わさるナッツ、擦り胡麻がマイルド感を、生姜がキレを、レモンが爽快感を織りなすという、 先日いただいた「麺屋もと」の原点であり、 どこかに有りそうで実はないという、唯一無二の味わい。 燻製されたチャーシューも香ばしくて旨く、芸が細かい。



 麺は「醤油」と同じもの。

十八番
所在地:秋田県能代市追分町2-50 map
電話番号:0185-52-7535
営業時間:11:00-14:00
店休日:水曜日・土曜日・日曜日・祝日・お盆・年末年始
駐車場:あり(5台)
最寄駅:JR五能線 能代駅より徒歩7分550m
創  業:1968(昭和43)年

<忘備録>
・(2011.09.**)
 一部の県外フリークからは、今一つなコメントの散見される店ではありますが、 地元のラヲタのみならず、一般客からも圧倒的に支持されているその秘密は何でしょう。 今の私もそうですが、思い出すと再び食べたくなる中毒性。 広島で言えば「新華園」。 実はあの店で初めて食べた時の感想は「なんだ、大したことないじゃん」。 しかし気付いたらリピーターになってしまうという感覚にどこか似ているような。 一度ではこの店の良さは分からないでしょうが、 何となくこの店の人気の秘密を垣間見えたような気がするのは、気のせいか。 取り敢えず、ヲタ好みという点から考えても、 また再訪するとしても個人的には「麺屋もと」の方かなと。



 卓上のお酢。後半に少しだけ投入。これがかなりイケる。さて、次ですよ次 。クライマックス後編、もう一軒の必須店にありつけるのでしょうか。


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