骨々亭
所在地:広島県広島市中区加古町13-13 map
電話番号:082-542-8216
営業時間:11:30-14:00(土日-15:00) 18:00-23:00(日-22:00)
店休日:無休
駐車場:あり(2台)
最寄駅:広電宇品線 市役所前電停より徒歩8分650m
創 業:1995(平成7)年5月26日
<忘備録>
・(2011.07.**)
店自体は3年ぶり、
「特製中華そば」となると3年半ぶりとなる訪問。
果たして、3年というブランクが自分の味覚・嗜好をどのように変えてしまったか、
今ここの「特製中華そば」をどういう心象で味わうことが出来るだろうかと。
当然のこと「こってり」で注文。
待つことしばし、配膳されたそれはもやしが以前より少しこんもりと盛り上がったようで、なんと茹でキャベツも少々。
叉焼も形状と部位が変わったような気がしないでもないが、
3年半前とほぼ変わらぬビジュアル。
「こってり」なので、当然背脂・ラード・鶏油でスープ表面がギトギト状態。
しかしこれが以外にしつこくなく、軽くスーッと入ってくる。
そしてここのスープ、一見乳化してそうに見えるが、レンゲで下層から掬い上げてみると、
どちらかというと清湯タイプに近い醤油色濃いもので、随分背脂・油脂層によってこってり感を補完されているのがよく分かる。
しかしこのベースとなるスープが結構濃厚な味わいで、イヒなしというから恐れ入る。
今回よ〜く吟味してみると、昆布・椎茸・魚介等によって複雑に構成されているが、
それらはあくまでも豚骨出汁を際立たせるサポート役にまわっているという印象。
「あっさり」「普通」を食べたことがないのでなんとも言えないが、
「純すみ系」のベースと似たような方向性だと個人的に感じる次第でありました。
これがまた油脂の使い方によって随分と表情が異なるわけだが。
次に麺。これには正直驚いた。以前より確実に太い。そして質感もかなり異なる。
2010年2月発行「広島ラーメンのチカラ」に掲載されている写真では、割り箸の先より明らかに細く、
手もみによる縮れがあり、エッヂも少しとれているような。
しかし今回は明らかに割り箸の先と同じくらいの幅のある平打ちストレート麺で、
もっちり感先行型からオーションでも配合してそうなゴワゴワとした迫力のあるもの。
これってもしかして?
広島では、今更話題に上るような店でもないが、
久々に食べてみて、新たな気付きがあったとともに、
この店の価値を再認識できたという、非常に有意義な一杯でした。
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