山嵐 HP
住所:北海道札幌市豊平区平岸一条9-6-1 map
電話:011-815-3030
営業時間:11:30-15:00 17:00-22:00(スープ無くなり次第終了)
定休日:月曜日
駐車場:有
最寄駅:札幌市営地下鉄南北線平岸駅下車、徒歩10分466m
創 業:2005年10月1日、2008年3月札幌市豊平区平岸一条9-4より移転
<忘備録>
・一回目(2011.04.**)
つい最近知った現地では結構有名らしく、
札幌=味噌という私的偏見を壊してくれそうな、「豚骨背脂」「こっさり」を標榜としている札幌の店。
ところで「背脂」って時として食べる前に構えてしまうんですよね。
良く言えば、こってり感を容易く補完できる便利アイテム。悪く言えば単なるズル。
下手すれば、単に味を薄めてしまいかねない。
或いはベースのスープが駄目だとどうにもならない。
勿論のこと、「ふじ☆もと」系や「尾道ラーメン」みたいに上手に活用している店も多々あります。
即ち、諸刃の剣。
長い前置きはともかく、半分懐疑的、半分期待して行ってみることに。
今回の催事での提供メニューは、「白スープ」と一日100杯限定の「味噌ラーメン」のみ。
仕事終了後の夕方なので、当然後者は残っているはずもなく、選択肢は前者のみ。
待つことしばらく、配膳されたそれは、スープ表面が背脂とそこから溶け出した油脂層がびっしり。
そのお味は…
背脂を避けつつ吟味してみると、豚骨スープとしてはかなり軽めの:粘度、しかし旨みは結構強め。
そこに加わる背脂によってこってり感を補完しているとはいえ、これが非常に良い相乗効果を生み出しています。
背脂を上手に活用しているとしか言いようがないくらいに。
麺がこれまた良い仕事していて、「森住製麺」や「西山製麺」とはタイプの異なる、
それらの麺に比較すると加水率低めのもっちりとした太いストレート丸麺で、香りが:非常に良くスープとの相性抜群で、
むしろスープを引き立てている印象。
さらに特筆すべきは、東京の"背脂チャッチャ"系が、良く言えば(?)ワイルド、悪く言えば下品なのに対し、
こちらはなんとも上品、気品すら感じるという。
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