つたふじ

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行列がないとは珍しい


中華そば(並) \450


つたふじを後にした。皿洗い&会計の女性が横で何かしている。

つたふじ本店
住所:広島県尾道市土堂2-10-7 地図
電話:0848-22-5578
営業時間:11:00-20:00(売切れ次第終了)
定休日:火曜
駐車場:あり

<忘備録>
・一回目(2006.9.24)
 三原での仕事絡みの講習会の帰りに、ここへ同僚と訪れることにした。 尾道ラーメン初体験だ。有名店らしい「つたふじ」へ。 店に着くと、行列が10数名ほど。30分くらい待って、やっとこさ店内へ誘導される。 中華そば並で\450、大で\550とコストパフォーマンスも良く、お腹も空いていたので、迷わず大盛を注文。 前情報通り、店主と女将さんの態度はでかいと言うか、店内妙な緊張感が漂っているが、 総じて新華園に比べれば可愛いものだ。 ラーメンが来ると、どうやらここはレンゲがないらしい。早速スープから啜ってみる。 物凄く熱いので、気をつけないと口蓋や舌を火傷しそうだ。 魚介ベースの醤油味ながら、背油ミンチが大量に浮いていて、その風味が合わさるので、 Wスープ的な味わいだ。今までに味わったことのない味。麺も平打ち中太麺で美味しい。 これは病みつきになりそうな味だが、如何せん居住地から遠すぎる。
・二回目(2007.8.3)
 車を購入して、「そうだ!尾道に行こう!!」ってことで、片道90km以上のここへ行きました。 途中、結構渋滞したり、大雨に襲われたり、二回程事故りそうにはなったけど、 ナビに誘導されて迷うことなく、辿り着けた。 車を駐車場に停めて、店前に来ると、平日にも関わらず十数名の行列が。 しかし、行列がなかなか進まない。よく目を凝らして見ると、明らかに並んでいなさそうなおっさんが、 何やら店に関する薀蓄を行列客に対して垂れている。行列客の会話に耳を傾けていると、 どうやら、店内には取材が来ているらしい。「山本モナ」とか…ああ、あのどこぞの代議士との不倫とやらで、 テレビ局を辞めたとかの人ね。でもどんな顔だったか憶えていないと言うか、知らないに近い。 待つこと30分くらいして、店からなんだかハーフっぽい女性が出てくる。店前に停めてあった安っぽいワゴンに、 その女性以下カメラマン等が乗り込む。店から駅より数十メートル移動して、また降りてから何やら撮影している模様。 そして自分が並んでいた行列の模様がテレビで放送しても良いですか?と質問される。誰も拒否はしない。 それはさておき、待つこと40分ほどでやっと店内へ入れた。今回も中華そば大を注文。 相変わらず、ここの中華そばは旨い。店内の緊張感も変わらないが… さて、数日後に取材がテレビで放送され、午前中の放送なので、ビデオに録画してもらった。 しっかり、その行列風景に自分も映されていた。しかし笑ってしまったのは、その場面は 「これから店に入りま〜す」なのだが、実際は店を出てから。ぉぃぉぃ、これってヤラセじゃんか。 嘘っぱちも良いところだが、テレビの世界なんてこんなの日常茶飯事で、可愛いほうなんだろうな。
・三回目(2007.10.7 ?)
 今回は同僚達と尾道に訪れることになったので、その次いでにここへ行くことに。 昼時なので行列は必至。「朱華園」なんて70〜80名くらいの行列だったのではないかと。 「つたふじ」も20名くらいの行列が出来ていた。店内に入れたのは、待つこと40分くらいではなかったろうか。 今回も、中華そば大。ここは中華うどんなるメニューがあるが、ここへはそうそう来れないので、 なかなかそう言う冒険は出来ない。家から近ければ、そういうことも試すことができるのだが。 ここの中華そばはいつ食べても美味しい。
・四回目(2008.2.17 写真上中下)
 三原での研修が終わってから、一路ここを目指した。もうこれは去年の11月頃から決めていたことだったりする。 店前を車で通ると、今日は珍しく行列がない。閉まっているのではないかと心配になってしまうくらい。 でも暖簾が出ているし、中から薄っすらと灯りが見えるので、営業しているだろう。 車を近くの駐車場に停め、店前に改めて来てみると、やはり行列はない。 店内に入ると、先客一名、持ち帰りを取りに来た客が他に一名しかいなかった。 適当にカウンターに座って、注文する。今日はこんな状態だから、厨房には店主と、 皿洗い・会計等を担当しているちょっとこの店には似つかわしくない派手な若い女性の二人で、 店主の奥様は居なかった。注文して五分ほどで、中華そば(並)が来た。 今回は写真撮影を恐る恐る敢行したが、怒られることはなかった。 さて、ここの中華そばだが、いつ食べても旨い。 小魚の煮干の出汁が効いた薄めの醤油味の琥珀色のスープは、ほのかに何かしらの甘い香りがする。 そこに背脂の風味が加わる。そしてここ独特の卵をつなぎにした平打ち麺。 これがまたスープに絶妙に調和している。 今回は運良く並ばずに済んだが、ここの中華そばは並んででも食べたい、またそれだけの価値があるラーメンだ。 今年の10月に再度三原で研修があるので、帰りに必ず立ち寄ることになるだろうけど、 その時こそは「中華うどん」にトライしてみようかな。

個人的評価:★★★★★


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