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 マルナカそば店 静岡遠征第一弾 其の壱

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 今回は静岡へ遠征。実を言えば静岡のラは数回食べているが、集中的に食べ歩くのは初めて。 東海地区なのか関東なのかよく分からない地域にして、言い換えればそれだけ恵まれた立地条件。 そんな地での唯一のご当地ラーメンと思われる「志太系ラーメン」の代表格の店から。



 地図を見ながらこの辺かなと目星を付けつつも、屋号を示す看板等のディスプレイがないので、一度通り過ぎる始末。 開店前から屯する待ち客と駐車場の車から、なんとなくここかなという感じ。 近年「朝ラー」なる単語が一般化する中、「喜多方ラーメン」に並びその代名詞となっている「志太系」は、 朝早くから働く茶葉の卸業者や焼津市場関連の人達が、 昼に開店する数時間前から待っているのを見かねて営業時間を早めたとも、 要望に応えてそうなったとも云われ、次第に朝からラーメンを食べる習慣が浸透し、 何故かメニューが「中華そば(温)」と「冷やし」の二本立て。 旧・志太郡(藤枝市、焼津市、大井川町)のそれら独特なスタイルで提供するラーメンを総称して 「志太系ラーメン」と後付けで呼ぶようになった、と言っても現地の人はそう呼ばないであろう。



 一説には「瀧下(閉店)」がその発祥とも云われるが、今回訪問する「マルナカそば店」が元祖という説もあり、 詳細は不明にしても大正時代から存在する老舗人気店。 朝八時半に開店するや、店内は間も無くほぼ満席に。そんな古参店でも券売機を導入する御時世。 朝から「中華そば」と「冷やし」の二杯食べる人が多いという慣わしに従い、 自分も「志太系」を食す時はその両方を食べるというマイルールを設けることに。


中華そば(並) \450

 両方の食券を渡し、この地域では“お代わり”と称する「中華そば」を食べ終わった後に「冷やし」を配膳してもらうオーダーが 存在するようだが、その間に空くタイムロスを嫌い両方一度の配膳を希望するも、持って来られたのは「中華そば」のみ。 中華そばというよりは牛丼くらいの小振りな鉢に盛られたそれをたちまち実食。

 清湯タイプの軽めながら膨らみある豚骨出汁をベースに、鰹出汁を効かせたあっさりスープは油脂が浮くことなく朝からでも胃に優しく、 日本蕎麦にも流用できそうな、ある意味想像通りの和風テイスト。



 次に自家製という麺を引っ張り出してみると、これがなんと中細平打ち卵麺。 香りよくツルツルモチモチとして喉越しも抜群。具のメンマはなにか妙な臭いのするもの 。チャーシューは生姜醤油のタレで少々しょっぱい。


冷やし(並) \550

 「中華そば」を食べ終えた丁度良い頃合に、「冷やし」の方が配膳。 おそらく「中華そば」と同じベースのスープはキンキンに冷やしたものではなく、そこそこ冷たい温度 。ガラス製の鉢に盛られ、デフォで練りわさびと紅生姜がトッピング。 練りわさびを混ぜるとさらに蕎麦つゆっぽくなる。スープは少量の酢が加えられ、くどくない程度の塩梅。





 麺も「中華そば」と同じものだが、冷水でしめられているので弾力が増して良い歯応え。 いずれにしても、この麺は個人的に好み。

マルナカそば店 HP
所在地:静岡県藤枝市志太3-1-24 map
電話番号:054-646-1516
営業時間:8:30-13:30 ※材料切れ次第終了
店休日:日曜日・祝日、第2・4・5土曜日
駐車場:有
最寄駅:JR東海道本線 藤枝駅より徒歩21分1.6km
創  業:1919(大正8)年

<備忘録>
・(2012.03.**)
 総じて特別に旨いものとは思わないが、「高井田系」同様、早朝に食べると格別に旨い、 何かソウルフード的要素満載の二杯。個人的にちょっとハマってしまいますた。


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