麺劇場 玄瑛 無化調店
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住所:福岡県福岡市中央区薬院2-16-3 地図
電話:092-732-6100
営業時間:平日:11:30-14:00 18:00-25:00(日・祝 11:30-22:00)
定休日:なし
駐車場:なし
・玄瑛流拉麺 \650
・潮薫醤油拉麺 \800
・玄瑛流坦々麺 \1000
・薫MISO(雑炊付:限定) \1300
<忘備録>
・一回目(2008.2.11)
福岡遠征第一弾其の参。ここ最近、有名で人気のこの店に。
店主は結構テレビ等のメディアへの露出が多いらしいし、
「超人シェフ倶楽部」にも選ばれている。
西鉄天神駅からこの店を目指して歩いていると、全然違う方向に向かっていることに気付く。
引き返し、国体道路沿いを西へ向かう。
一応、目印にしていた「けご病院」を見つけ、そこから道なりに南下する。
斜めの道路と合流したその付近にあるはずだ。
ところがなかなか見つからない。ちょっと道を間違えたようだが、少しぐるっと周るといきなり
路地裏っぽいところに店が現れた。もう次は迷うことはないだろうけど、「Gothe Haus」という
ホットドッグ屋さんの裏手辺りと思えば簡単だ。
前情報では、結構行列が出来るとのことで、下手すると一時間待ちだとか…。
丁度、胃腸の内容物の消化促進のためにはそれくらいのほうが良いかもしれないと思っていたが、
店前には行列などない。勿論「開演」も札も掲げてあるし、店の中の灯りが見えるので、
ラッキーと思い扉開けようにも開かない。手前に引いても押しても…
「えっ閉まっているのか?」。いやいや何のことはない。単なる開き戸でした(苦笑)。
店内に入ると、小さな映画館の裏側みたいな感じで、横から進むと店内の劇場っぽい所へ行ける。
席がたまたま空いていたので、誘導される。
例の店主が中央と言うか、ステージに見立てた厨房に立っている。
取り敢えず今回は筆頭メニューの玄瑛流拉麺を注文。
店主も店員も皆、シェフのような格好をしており、店内に豚骨臭など当然ない。
わずかににんにくを揚げたような匂いだけはある。
ここはサービスが徹底されているようで、常にお冷が空かないように注ぎまわっている。
物凄い心配りだ。さらに言うと、相席にすらさせない。
だからやや回転が悪いようだが、それこそ店主の心意気と職人魂ってものだ。
注文の品が間もなく来る。早速、レンゲで啜ってみると、店内と同じマー油のような香りがして「ん?」と思ってしまった。
しかし食べていくうちに、それは気にならなくなる。
結構、豚骨の濃度は高く、食べていくうちにどんどん引き込まれていく。
この店も無化調店らしいが、よくこれだけの味が出せたものだ。
豚骨系を無化調で作ると、なんだかぼやけた感じになることが多いのだが、
ここのは物凄く味がはっきりしていて、パンチもある。
麺は極細の多加水麺で、ちょっと妙な食感だったが、このスープにはベストマッチなのかもしれない。
取り敢えず、ここも今までに出逢ったことのない味。
他のメニューも試したい。機会があれば是非とも、いや絶対また行きたい店。
わざわざ福岡まで足を運んで良かったと思わせられた。
今年中には福岡遠征第二弾だな。
後記:ここの店主は熊本の「天和」で修行されているらしい。
なるほど、だからマー油を使っているわけね。
個人的評価:★★★★
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