四国遠征第12弾 香川編X徳島編V 其の壱拾五

←prev. home next→










醤油らぁめん(並) \650




鶏塩白湯麺(並) \780




塩らぁめん(ミニサイズ) \430



東京らうめん 麺屋 藤 facebook
所在地:徳島県那賀郡那賀町吉野字森ノ下70-1 map
電話番号:0884-62-0599
営業時間:11:00-14:30 17:00-21:00 土日祝:11:00-20:00
店休日:月曜日(祝日営業翌日休)、第2火曜日
駐車場:有
最寄駅:-
創  業:2010年12月4日(土)

<備忘録>
・(2013.09.**)
 遠征三日目。今回のトップクラスの宿題店の一つ。わたくしも辺境店フェチであるわけだが、予想外に舗装された近辺道路の雰囲気から、辺境感は薄い。余裕のポールゲットにて入店。 BR>
 まずは「醤油らぁめん」から。透明度の高い鶏清湯ベース+濃い目の醤油ダレに、節系出汁をプラスしたスープはどこか和蕎麦風味。 これはボディが弱い感じではあるが、それを売りにするのは決して悪いとは思わない。 但しその場合、それにベストマッチなタレを調合する必要があり、このケースではタレが相性的に強めな気がする。 麺は悪いとは思わないにしても凡庸かなと。しばしば例えられる「麺屋武蔵」などはもっと麺が旨いことを考えると地味な印象。

 次に「鶏塩白湯麺」を連食。梅干トッピングなことから「山頭火」を例に挙げられることもあるようだが、これは全くの別物。 北海道の白湯系によくみられる独特な風味はなく、どことなく洋風でライトな鶏白湯ベースに、それを引き立てるが如く調和している節系出汁。 しかしそれにしてもファーストインパクトが弱すぎ。それでも食べ進むうちに味がやや濃く感じてくるような、深みが増してくると感じるのは温度との関連か、それとも鶏油の乳化が進んだせいか… この変化はシェア食いでは到達できないかも。

 さらに続いて「塩らぁめん」をミニサイズにて。これまた透明感高い繊細な鶏清湯ベースと節系に貝類を加えた味で、 麺はムニュムニュとした中細麺と三品共通のもの。焦がし葱にプチトマトとか、全体的にちょっといじり過ぎかなと。

 なんか注文ばかりの感想ではありますが、基本的に丁寧かつ真摯にラーメン作りに取り組まれていることは伝わってきたし、 また来たいと思わせられるものはあったのでした。




←前へ ホームへ 次へ→