無鉄砲 本店 2回目 関西遠征第10弾 其の四

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無鉄砲創業13周年コラボレーションイベント

無鉄砲×中華蕎麦とみ田


 松戸みたいな遠隔地ならともかく、 広島から手の届く(?)京都なら、ヲタとしては行かずしていられない!! そういうわけで、これぞ今回の遠征最大の目的・主旨。 しかし前週の松戸のイベントでは、前の日から並ぶ人がいたり、朝6時には既に30名ほどの行列という怪情報。 これ同様のことがこちらでも起こってもなんら不思議ではないが、流石に前日から並んで 自分の体調管理が出来る自信がないので、朝6時に店到着するよう設定。 しかし、少し寝坊して出遅れての6:50頃の到着。この時の様子が上の写真。 一応数えた結果、自分は17番目くらいかと思っていたが、後情報を総合すると20番目くらいだった様子。 席数は、18席(カウンター10席 テーブル8席)らしいし、セカンドロット2番目だったので間違いないでしょう。 最前列の人で、深夜12時頃から並び始めたとのこと…

 ちなみに、私の食べ歩き経験上、早く並んだ順位(開店時間11:00〜11:30に限る、夜の部・朝ラー略)。
@06:50(11:00-):今回(先客19名)
A08:09(11:00-):とみ田2回目(先客0名)
B08:52(11:00-):とみ田1回目(先客2名)
C09:34(11:00-):豚の骨3回目(先客14名)
D09:48(11:30-):頑者1回目(先客3名)
E10:00(11:00-):六厘舎TOKYO1回目(先客26名)
他:大概開店1時間前に並べば、ポールポジション間違いなし、だったと思う…



 前週の「とみ田」でのイベントは、「にぼ豚そば」30杯限定、「つけにぼ豚」170限定だったが、 今回こちらでは杯数が逆になっている。



 7時過ぎには、「とみ田」店主富田治氏が「たけ井」店主を伴って到着。 間もなくして「とみ田」の提灯が店頭に飾られる。



 この車は「とみ田」店主より先にこちらに到着していた様子。



 朝8時で既にこの行列。最後尾で50〜60番目くらい。



 問題が発生。既にムテの駐車場が満杯。なんと駐車場空き待ちの車が道路に並ぶ始末。 開店前なので当然空くはずもなく、車の列はこの後も更に増殖。遂には警察が出動。 帰らさせられた車も多々あったようです。



 開店30分前。券売機との御対面。



にぼ豚そば \750

 20番目なので、当然ファーストロットはありつけるわけもなく、この「にぼ豚そば」との御対面は、11時47分。 どうやらファーストロットの方々は、「にぼ豚そば」と「つけにぼ豚」の両方を食されたため、このような時間になったようです。

※ラーメン店での悩ましい選択。
@こってりorあっさり
A醤油or塩
Bラーメン/中華そばorつけ麺

 今回はBのパターン。これも相当悩みました。 一週間ほどあっち行きこっち行きに思案した結果、直前までは「にぼ豚そば」に決めていたが、 列の前後に並んでいた人達とあれこれ話している内に、両方食べることに決定。 この後予定していた店を昼の部では諦めることにして。 取り敢えず、まずは「にぼ豚そば」から。 前週の「とみ田」でのイベントでは 、ムテのスープに「とみ田」の「厳選国産石臼挽き」の極太麺だったようだが、 こちらでは中太麺。これは「日本めん」とは全く食感の異なる低加水麺で、小麦感のギュッと詰まった旨い麺。 全粒粉麺との後情報もネット上でみられたが、全粒粉は感じられなかった。 ちなみに麺茹で担当は、本店店長のヤス氏。スープは赤迫代表の仕込むムテ仕様の豚骨ベースに、煮干し粉たっぷりのもの。 これを今や幻の店となりつつある「豚の骨」の 「豚にぼ」と比較すると、 それのような煮干し出汁の芳醇な香り・旨みはなく、おそらく煮干し粉のみ。 自分の好みと完成度的には「豚にぼ」に軍配も、インパクトと言う点ではこちらが圧倒的に上。 ただ一つ、九条葱と千葉産という白葱の組み合わせは、今回のコラボの真骨頂といっても過言ではないでしょう。 非常に有意義な一杯でした。






つけにぼ豚 \850

 次に配膳された「つけにぼ豚」。このオペレーションではムテスタッフが厨房から消え、 「とみ田」スタッフのみ。 事前に準備していたムテの豚骨スープを「とみ田」店主管理の下、 小鍋で煮詰め、そこに煮干し粉を加えたつけ汁からは、 まずムテ特有の濃厚な豚骨の風味がご挨拶。 これも相当なインパクトだが、「とみ田」の「つけそば」のまろやかさと滑らかさ、そして繊細感はなく、 あの芳醇な魚介出汁の風味や、煮干し粉だけではない鰹節や鯖節も加わった複雑でありながらバランスの良い魚粉のイメージとも異なる。 これが「無心」や「無極」ならありかなとは思うが… 更に難を言うと、つけ汁が冷めていたことと、甘味・酸味が強過ぎたこと。これは正直残念。 但し、「とみ田」謹製の極太の国産石臼挽き麺。これは秀逸過ぎる。 過去に「とみ田」で食べた麺とは、まるで異なる小麦感の凝縮されたような麺で、 香り・歯応え・喉越し・麺との絡み等々、全て群を抜いている。





無鉄砲 本店 HP
所在地:京都府木津川市梅谷髯谷15-3 map
電話番号:0774-73-9060
営業時間:11:00-15:00 18:00-23:00 ※売切れ次第終了
店休日:月曜日(祝日でも休み)
駐車場:あり(22台)
最寄駅:JR奈良線 木津駅より徒歩46分3.7km
開店日:2003年12月22日

<忘備録>
・(2011.06.**)
 …と、なんだか朝早くから並んだ割りには、残念なコメントばかりとなってしまいましたが、 それはあくまでも比較の対象が、至高すぎるだけの話。 勿論のこと、今回のイベントにはかなり満足であることに違いありません。 並ぶことは、正直苦痛でしかありませんが、今回はなんだか楽しかったので。

Special thanks to たむたむ氏 and せたが家氏。












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