マツワキ食堂 宮崎遠征第一弾 番外編@

←prev. home next→



 宮崎遠征ながら越境。以前からの超宿題店。 ここへスムーズに行くには、宮崎駅5:33発JR日南線志布志行に乗る必要があるところ、 携帯がマナーモード・非バイブ設定になっていて、目が醒めたのが発車7分前。 宿が宮崎駅直近だったのが幸い、猛ダッシュで始発に乗り込むこと発車2分前。 危うくこの日の計画が総崩れになるところ…

 終点志布志駅に到着し、結構な距離歩いてレンタカーショップへ。 こんな辺鄙な所でレンタカー借りる人もあまりいないだろうと甘くみていたら、 「フェリーさんふらわあ」の客による利用者が結構多いようで、 言い替えれば辺鄙な所だからこそレンタカーが必要になってくる訳と。 よって数日前にネットで予約可能な車がVOXYタイプのデカいのが残り二台。 しかもナビ無し。手持ちの地図と標識と勘だけが頼りになってくるという、ちょっと不安な道中。

 迷うことなく快適にR448を進めていると、『内之浦方面通行止め』みたいな看板がちらほら。 「内之浦」って目的地の先だよな、そう信じたいと思いながら進めていくと、 『内之浦まで9km』みたいな標識から推測するにこれはピンチ。取り敢えず、行ける所まで行ってみようと。 それらしい集落目前で通行止めポイントへ到着。今年(2012年)6月頃の大雨による 大幅な土砂崩れは復旧まで次の年の春頃までかかるとか… さてこれはどうしたものか、ここまで来て… 現場で作業していた人に迂回路の有無を尋ねてみると、車で20分くらい戻った辺りに、 内之浦方面との標識から国見トンネルを経由する別ルートがあることが判明。 もうここまで来たら、他の予定が犠牲覚悟。

 20分とは言わず25分くらい戻って、それらしい標識を発見。離合困難且つグネグネとした山道を覚悟していたが、 これが新しい道で快適なドライブコース。全長3.3kmの国見トンネルを越えると、間も無く内之浦方面へ到着。 あとは目的地が開いていることを祈るのみ。



 こうして記事が成立していて、上の写真からして結果は想像つくと思いますが 、リタイア集団みたいな先客多数が席のほとんどを占めている中、相席させてもらうことに。 遠征中なので「ラーメン(小)」とコールしたら、「子供サイズだぞ」みたいに鼻で笑われたので、 「ラーメン(中)」と注文し直す。先客分のラーメン全て配膳された後、ようやく私の分に着手。 心穏やかに待つことに。その間につまむ大根の浅漬けが、なんかやけに旨い。




ラーメン(中) \500

 配膳されたそれは、写真からみてもまるでオーラが漂わない、普通な鹿児島ラーメン。 味もオールドスタイルながらコク深い滋味タイプ。これのどこが名店なのかと思いきや…



 麺を啜ってみると印象が一変。自家製麺というそれは、抜群の滑り心地とプリプリ感というか、 こんな旨い麺、他に経験がないと言ったら大袈裟か。これはマジで(中)サイズにしておいて正解。

マツワキ食堂
所在地:鹿児島県肝属郡肝付町南方114-2 map
電話番号:0994-67-2826
営業時間:11:00-15:00
店休日:日曜日(無休?)
駐車場:有
最寄駅:-
創  業:1960年頃

<備忘録>
・(2012.11.**)
 なんとなく隠れた名店と云われる意味が分かった気がする。 大満足して次行ってみましょうか。




←前へ ホームへ 次へ→