
「しだはら」を復活させる梅本さん
多くのファンに愛されながら2004年に閉店した「中華そば しだはら」が9日、笠岡市四番町に復活する。市内では、これ以外にも新店舗が次々開業。“ラーメンのまち笠岡”が盛り上がりを見せている。
「しだはら」は1952年、笠岡市笠岡に仕田原久志さん(故人)が開業。鶏がらしょうゆスープで、煮鶏ではなくチャーシューを添えた。鶏のうま味たっぷりで、2代目の康郎さんが店を引き継ぎ多くの市民に愛されたが、04年7月、惜しまれながら閉店した。
復活させるのは久志さんの孫・梅本武さん(43)。里庄町の電子部品製造会社の社員食堂で腕をふるっていたが、老舗ラーメン店「大連」が5月に閉店することを知り、店主と知り合いだったことからオープンの話がまとまった。
市内ではこのほか、店主が老舗「坂本」で修行した「山ちゃん」(笠岡)▽女性店長が尾道ラーメンを提供する移動販売の「〓(まるしゅう)」▽トビウオのダシを加えるなど新たな笠岡ラーメンを追求する「かしわそば本原」(四番町)―など新店舗が次々に。こだわりのスープで知られる「みやま」(神島)も8月ごろ、浅口市金光町佐方で2号店を出すなど新たな動きを見せている。
(注)〓は○の中に「朱」。
(7/9 12:13)

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